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HIRO ACADEMIA|偏差値30からの難関高校中高一貫専門

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慶應女子高校への徹底対策|偏差値30からの基礎合格情報

2018.09.14

東京都にある私立高校。山手線・京浜東北線の田町駅や地下鉄の三田駅、白金高輪駅から徒歩10分の立地である。自由な校風でのびのびとした学校生活を送ることができる。
部活や行事もさかんでOGや大学生コーチも少なからず来てもらえる。
慶應大学に進学することができるので、勉強は最低限していればいい。

とはいっても、「最低限」「ふつう」のレベル自体が高いことには注意が必要。国公立や海外大学を目指す生徒もおり、勉強している生徒はしている。

また、慶應進学でも人気学部への進学を目指すには上位に入らなければならないので一生懸命勉強しなければならない。
まじめな生徒が多く、羽目を外しすぎるということはないが、いわゆるお金持ちのお嬢様もいるため交友関係も広がるが、高校生としてお金の使い方などには各家庭の方針もあるので注意が必要かもしれない。

入試データ(2017年)

募集定員

推薦入試 約20 帰国生入試 若干名 一般入試 約80

受験者数

推薦入試 104 帰国生入試 73 一般入試 413

合格者数

推薦入試 24 帰国生入試 45 一般入試 130

英語

試験時間 60分 満点   100

大問が5つ。1がリスニング、2が説明文の読解、3が対話文、4が説明文の読解、5が自由英作文という出題だった。長文読解については500語~700語と長いものが多いのでスピードも必要。中学生としては高いレベルの問題なので、普段の学校での学習以上のものを自分で身に付けていく必要がある。例えば単語は中学生としてはレベルの高い英検準2級レベルまでは確実に身に付けておきたい。また、文法事項は長文の中で問われている。文法事項もレベルが高く高校レベルのものも散見される。語順整序問題や、空欄補充問題に正確に対応するためには高いレベルでの知識と演習が必要。しかし、問題数としては多くはなく、全体的には抜き出しや英訳・和訳、適合分の選択など多岐にわたって英語を理解しているか、思考力があるかを試される問題となっている。

2018年の大問の問4で出題された和訳などは長い文章の和訳であり、文法的にも語彙的にもかなりハイレベルなものが求められた。また、大問4の問3の並べ替え問題は文法知識に頼るだけでは正解できないなど、問題文を自分で読んで判断することが大切になる。単に暗記だけでない勉強が普段から必要である。

自由英作文は高校生がアルバイトをすることについての意見を50語程度で述べる問題。この程度の英作文は普段の練習でできるようにしておく必要がある。
もちろん、普段の練習で指導者に添削を受けることは英作文の学習で非常に効果的である。独りよがりにならないように学習を進めてほしい。

国語

試験時間 60

満点   100

大問が3つ。例年は小説・古文・論説文という出題だが、論説文に代って随筆が出題されることもある。漢字も含めた知識事項は大切。漢字は問題集を用意して必ずかけるようにしておくこと。受験を考えているならば中学1・2年生時から学習を進めていくことが望ましい。文法も品詞分解や接続詞など正確にできるようにしていってほしい。古典の知識事項も文学史まで問われる。作品名を考えたうえで冒頭部分を書くということが求められたこともあるので、単純な暗記にとどまらず貪欲に知識を吸収してほしい。

全体的な特色として論述問題が多いことも挙げられる。大問1では字数制限のない論述も出題された。単純に本文の内容をまとめるだけでなく、作者が述べたいことを把握し自分の言葉で表現することが求められた。また、中には自分の意見を述べることが求められている論述もある。論述する際の条件も「具体的に」など見落としてはならないものがあり、さらに、「具体的に述べる」ということがどういうことなのかということも知らなくてはならない。これらはたくさんの問題を解いていく中で身に付けるものであり、また、自分だけで勉強するだけでなく指導者による添削を受けて力をつけていくことが上達への近道である。

単純に覚えるという勉強だけでなく、知識を身に付けたうえで文章を読み、内容を正確に把握して、問われていることに対して答えていく必要がある。その時に文章で論理的に表現する力も問われているので、中学生としてはレベルが高い問題であるがあきらめずに茶錬士してほしい。

数学

試験時間 60

満点   100

例年大問5つの出題。内容は多岐にわたるが確率・平面図形・空間図形などは頻出である。2018年では、1は小問を集めたもの、2は二次関数、3は円、4は整数、5は空間図形という出題だった。過去問を数年分解くことで感覚はわかるので過去問には必ず取り組んでほしい。

まず、すべての問題で途中式も書くことが求められている。したがって、普段の勉強から途中式を書いて解く癖をつけてほしい。もちろん、答案にどのように途中式を書くかは指導者に添削を受けることが望ましいことは言うまでもない。

各分野で必要な知識としては中学生として必要なものを身に付けていればいいが、それを正確に使えること、また、融合問題などに対応することが必要になる。例年個性的な出題が多く受験生の数学的な思考力が試されている。また設問に流れのある問題もあるので問題文をよく読んで前の問題との関係を考えることも必要である。作図や計算の丁寧さも必要になるので全体的な数学の力を上げていくことが一番の対策になる。多くの力が必要ではあるが難関私立高校を受験する生徒にとって解けないレベルの問題ではないので、対策をしっかりと取ってほしい。

作文

慶應女子高校では国語と別枠で作文のテストがあるのも特色である。当然国語と別枠であることを考えると、学校側が作文を重視していることがわかる。文字数は600文字。この長さだと、文章の構成も考えなくてはならない。

題目を提示されることもあれば、随筆や和歌と説明文を読んだうえで作文をするなどの出題も過去にはある。また、ずいぶん前だが「エコノミカル・フットプリント」など社会的な話題が出題されたこともあり、内容は多岐にわたる。条件も「自分の経験を踏まえて書く」などの条件が提示されており、条件を守りつつ作文していくことは簡単ではない。

作文はよい指導者について、たくさん練習し、添削をしてもらうことで必ず上達するものである。過去問を中心に十分に対策をして入試に臨んでほしい。

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